行き当たりばったりの　青森車中泊の旅
いよいよ最終日です。
一日目
二日目
三日目　
です。

昨夜の宿は　東北道　前沢ＳＡ　で過ごしました。

最終日の朝です。

朝から強烈な日差しが照りつけています。

最終日は前沢ＳＡから、程近い　”中尊寺”　を見学して、帰路に着くことにします。
中尊寺はここから２０分程で着くようです。　拝観開始は８時半からです。

ユックリと目覚めてもまだ、時間が余ります。

朝食はゆったりとオープンカフェ（荷台のリアゲートを開けた状態ともいう）に腰かけて、昨日買い出ししたパンとハムで軽く済ませます。

八時半出発。
平泉前沢ＩＣを下りて少し走れば　世界遺産　”平泉　中尊寺”　に到着です。


駐車場に車を停めて、参詣開始です。　

朝から厳しい日差しが照りつけています。

参道へ入って行きます。


月見坂　です。

両脇に立派な杉の老木が茂っています。

江戸時代に伊達藩によって植樹されたものです。樹齢３００年を超す木も多くあるようです。
厳しい日差しですが、木陰に入ると救われた気がします。

瑠璃光院

何とも趣のある門構えです。

本堂でお参りをします。


中尊寺は８５０年に延暦寺の僧　慈覚大師　円仁　によって開かれたお寺です。

１２世紀に入り、奥州藤原氏の初代　藤原清衡　によって厚く庇護されて栄えました。

大日堂　


護衡蔵

奥州藤原氏の残した文化財を収蔵する宝物館です。
多くの国宝が展示されていました。

いよいよ、金色堂へ進んで行きます。

覆い堂の前　定番アングルで　パシャリ


覆い堂の中に入って行きます。　ここから先は撮影禁止です。

金色堂は国宝指定第一号です。

１１２４年清衡により建立されました。

１１世紀後半に東北地方で続いた戦乱（前九年・後三年合戦）で亡くなった霊を敵味方の別なく慰め、「みちのく」といわれ辺境とされた東北地方に、仏国土（仏の教えによる平和な理想社会）を建設すると言う物です。戦乱で父や妻子を失い、骨肉の争いを余儀なくされた清衡公の非戦の決意でもあっそうです。
ネットより引用

極楽浄土を再現したと言う金色堂
金箔で覆われ、螺鈿細工で飾られた柱や扉。　その豪華さは、当時の奥州藤原氏の栄華をしのばせます。

クーラーの効いた覆い堂から外へ出ます。

あっち～　(^_^;)

芭蕉の句碑が建ってます。

　”五月雨の降り
　　　残してや　光堂”

鎌倉時代の旧覆い堂です。


その後、釈迦堂、能楽殿、弁財天堂、阿弥陀堂と散策して行き、月見坂を戻って行きます。

駐車場に戻り　５００円支払います。

これで　行き当たりばったりの　青森車中泊の旅　を終了とします。

さて、帰りましょう。

とは言え、この先長いです。　
昨夜、入浴をしておりません。　今日も朝から汗をかいています。

何処かで、お風呂に入ってから帰りたいものです。

ネット検索します。　ホント便利な世の中です。

厳美渓なる所に一軒ヒットしました。車で２０分程の模様
電話で問い合わせたところ１１時から日帰り入浴可能との事。

行ってみましょう。

途中

毛越寺、達谷窟を車の窓越しに眺めていきます。

毛越寺は知っておりましたが、
達谷窟は全く知識がありませんでした。

写真はネットから拝借
車の窓から見えました。　
結構メジャーな場所で、”平泉観光外せない１０か所”　だそうでした。
車から下りて、見てくればよかったかな。　あまりに外が暑そうで車から出る気しなかったんだよな。

厳美渓に到着です。
実はこちらもメジャーな観光スポットでやはり、”平泉観光外せない１０か所”　でした。

厳美渓　いつくし園　で風呂に入ります。

ホテルのお風呂を宿泊客のいない時間に開放する物です。
特段、コメントはありません。

最近、日帰り入浴のお客さんが多いそうです。

サッパリしました。

厳美渓を散策

と、思いましたがあまりにも暑くて止めにします。
せっかくお風呂入ってサッパリしたのに、また汗かいてしまいます　(^.^)

とりあえず橋の上から一枚だけ記念撮影。


こちらの名物　空飛ぶだんご

厳美渓の名物のようです。

ここで　　が
　”ここ来たことある”

今まで気ｲー付かんかったんかい！！

聞けば、以前友人たちと観光に来たことがあるそうです。
ここまで来ていて　中尊寺にはいかなかったそうです。
どんな旅行しとんねん！！

しかし、こちらも店内をのぞいてＰＡＳＳ　します。　もうすぐお昼ですし、とにかく暑いです。

本当に最後
道の駅　厳美渓で　ラーメン食べて本当に、本当にすべて終了です。

いやいや、家に付くまでが旅行ですよね。
この先まだ運転が残っています。　安全運転で帰ります。

１９時片づけも終えて　本当に、本当に、本当にすべて終了。


総走行距離２０８５．１Ｋｍ　よく走りました。


楽しい４日間でした。　東北の大きさを甘く見ていたためキャンプ泊が一泊しかできなかったのが心残りです。

美味しい物も食べたし、文学に触れ、伝統芸能を楽しみ、雄大な自然を感じることが出来ました。

９月になれば少しは涼しくなるかな。　
まだまだ遊ばなくては　(^o^)

その分仕事もしなくちゃね　(^_-)

終わり