行き当たりばったりの 青森車中泊の旅 4

shorou

2018年08月31日 15:38

矢立温泉でサッパリと身を清めたところで
恐山に向かいます。 ここからは20分程です。

途中 大間テントサイトの隣の軽キャン夫婦とすれ違いました。

だいぶん時間押しちゃったな (^_^;)

13時過ぎに到着しました。

三途の川です。

橋が架かってるんですね。 簡単に渡れちゃうじゃん

ここから先は ”あちらの世界” です。

駐車場に車を停めて山門の方へ。

硫黄の匂いが漂っています。

入口の門の左側には大きな六地蔵があります


入山料金は 大人500円です。


恐山 来迎の像に手を合わせます。


恐山は862年に慈覚大師円仁によって開かれた天台宗のお寺です。

「東へ向かうこと三十余日、霊山あり、その地に仏道をひろめよ」
との夢のお告げに従い諸国を行脚 そして辿り着いたのが、この地
恐山であると言われているようです。
現在は曹洞宗のお寺になっています。
wikipedia より

日本三大霊山の一つ
ちなみにあと二つは、比叡山延暦寺、高野山 です。
(全部回ったぜ!!)

山門から境内へ入って行きます。


石積みの上にたくさんの風車が回っています。


境内に天然の温泉があります。完全掛け流しで入浴は無料です。

石畳の右側に男風呂 左側に女風呂があります。 なぜか女風呂は二棟あります。
少し興味あり、一応タオル持ってきましたが、さっきお風呂入ったばっかりですので PASS です。

一面硫黄の匂いが立ち込めます。


こんな注意看板があちらこちらに立っています。




ごつごつとした石の道が続きます。


あちらこちらに石が積み上げられています。




賽の河原で石を積み上げる子供たち。



あの石を積む子供達、親よりも先にあの世に逝った人達なんです。
『親よりも先に子供が死ぬのは 一番の親不孝』 

その子供たちが自分の背丈の高さまで石を積み上げなければ成仏できないのです。
しかし、鬼が来て、積み上げている石をくずしてしまうのです。

なのでいつになっても石を積み上げ続けるという・・・

で、その子供たちを喜ばせる?慰める?ために風車をお供えする・・・という・・・? たしか?


悲しい、切ないお話です。




枝にたくさんのわらじが掛けられています。

これも何か意味があるんでしょうね。

血の池地獄

全然怖い感じしませんね。 (^.^)

ぐるっと一回り。  恐山散策を終えます。

14時になろうとしています。
こちらでお昼ご飯を頂きました。

簡単に、カレーライス。

お店の方と雑談。

イタコさんは現在では数少なくなっているそうで、恐山には常駐はしていないそうです。
青森や弘前から出張で来るようです。
後継者も少なくこの先どうなることやら・・・ ということです。


さて  この先どうしましょう。 すでに14時30分

出発前の漠然とした計画では、三日目は下北半島東側を南下して、三陸海岸沿いに走り、どこか海の見えるキャンプ場で一泊
と考えておりましたが、まったく甘かったです。 青森大きです。 広いです。 移動時間大幅に見誤りました。
加えて、本日朝の雨で出発も大幅に遅れてしまいました。(6時くらいには出るつもりでした。 (+_+) )

最終日の帰りの行程を考えると、ある程度南下しておきたいところです。

なので、行けるところまで岸沿いに南下して、適当に高速に乗ってSA泊ということに決定をいたします。

338号線を岸沿いに南下して行きます。

六ケ所村を過ぎていきます。

此処だけ立派建物が並びな、近代的な街並みです。
色々な政治的は配慮があるんでしょうね。 (・.・;)

三沢を過ぎ45号線に乗り継ぎ 八戸に

八戸で給油。 再び作戦会議。
久慈まで南下しましょう。

八戸から県道1号線。 海沿いの気持ちの良い道です。
途中、いくつかキャンプ場を過ぎていきます。

暫く走ると、岩手との県境を越えます。
青森県と ”さようなら”
青森、デカかった。 (^o^)

いつまでも海沿いの道走っていては時間がどんどん過ぎて行きます。
途中からバイパスに乗って走ります。
順調に走って行きます。

久慈 から再び海沿いの道へ。

とても狭い道。 すれ違いも出来ないような道です。 山側からは岩がせり出し、海側はガードレールの外は断崖です。
対向車がいなかったのですくわれました。 (^_-)

目指すのは 小袖海岸 です。

NHK 朝の連ドラ あまちゃん の舞台になった所です。

夕日がとても綺麗でした。

背の高い防波堤が築かれていて外海を見ることはできませんでした。

海女さんの北限地帯だそうです。

ここで、海女さんの実演をやっているそうです。 TVで見たことあるは。

ドラマのオープニングの灯台 たぶん(私は見なかったので解りません) 

やはり防波堤に阻まれて近くまではいけませんでしたので、対岸から パシャリ
夕暮れ時のとても幻想的な景色でした。

すっかり暗くなってしまいました。

このまま高速で南下しましょう。 仙台位までは下りていたいところです。

久慈のコンビニで軽く買い出しをして、ナビに ”自宅” をセットして走って行きます。
ナビにおまけせルートです。
281号線から 42号線へ。 真っ暗な道を走って行きます。

九戸インターで 八戸自動車道へ
安代JCTから東北道
ひたすら南下します。

盛岡、花巻、北上と過ぎていきます。

夜ご飯は柴波サービスエリアで簡単にワンタン麺

そこからもう一踏ん張り

今夜のお宿はこちらに決定です。

前沢SA




サービスエリア内のベンチに座って暫く夕涼みをしておりました。

三日目の行程


       

つづく




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