ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

初老二人の備忘録

〈どこへ行ったか忘れないために〉

信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

   

2019.01.25

一月は  のお誕生日月です。

毎年、温泉旅行をプレゼントしております。
(年を重ねると特に欲しい物は無いようです。 (^_-) )

過去には こんな所 こんな所  こんな所 こんな所   こんな所 に行きました。


今年は 渋温泉 金具屋 さんへ行きました。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

15時チェックインの時間から逆算をして10時に出発です。

関越道を北上 藤岡ジャンクションから 上信越道を走って行きます。

そのまま 信州中野IC で高速を降ります。

ここまで途中、昼食休憩などしながら4時間程の道のりでした。

インターからは一般道路を20分程

渋温泉郷に到着です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

一方通行の狭い温泉街の道沿いに 今夜のお宿

金具屋 さんがあります
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

チェックインを済ませます。

お部屋に通されます。 窓からの景色は・・・・・・
お向かいの宿の窓でした。 (@_@) (^.^)

まあ、今回は景色を見に来たのではありません。
たっぷりと温泉三昧と行きましょう。 (負け惜しみ)

お部屋に外湯巡りのカギが置いてあります。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
渋温泉には 九つの外湯があります。
宿泊者はこのかぎを使って無料で利用することが出来ます。

浴衣に着替えて案内図を片手に早速 九湯めぐりに に出かけましょ。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

道端にも案内看板が立っています。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

宿のすぐそばに 一番湯 初湯 がありました
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
入り口は男女隣り合わせにあります。
カギは一つしかありません。 
なので出るタイミングを合わせなくてはいけません。

早速 ドッボーン

丁度誰もいなかったので写真を一枚 パシャ
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
お湯は九湯すべて源泉掛け流し。 加水はあり

女風呂は壁一つ隔てただけです。 天井の方は通通です (^.^)
 出るよ~
 はーい

何処も同じ構造です。

すぐ近くに二番湯です。
こちらは外人さんたちで満杯
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

三番湯へと
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

そこから二番湯へ戻ります。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
丁度外人さんにご一行が出てきました。

温泉街の道を戻ります。 
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

宿を通り過ぎていきます。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

残り六湯は宿の反対側です。

宿から一番近い所に 九番湯 結願の湯 がありました。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
此処に入って 九湯めぐり 終了とします。

(残りの五つは少し離れているのと、何処も同じよう造りのようなので・・・ (^_-) )

宿に戻って来ました。

此処の宿は国の 登録有形文化財 に指定されています。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

営業は江戸時代から続いているそうです。
当初は金物や道具を扱う商いをしていたそうです。

その後、敷地内から温泉が出たことにより地元相手の湯治宿を始めたそうです。
その時に屋号をそれまでの商売にちなんで 金具屋としたそうです。

近くの 善光寺 参りの人々も訪れていたようです。

大正から昭和にかけて鉄道が通るようになり、 ”これからは観光の時代だ!!” ということで六代目の当主が、現在の形の基礎となる建物を作ったそうです。

当時としては大変豪華な建物で、善光寺の宮大工などを使って建てたそうです。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋


宿のお風呂を楽しむことにします。
金具屋さんには八か所のお風呂があります。

八湯のうち五か所は貸切風呂です。
特に予約制ではなく空いていれば自由に利用できます。

順次入って行きましょ。 (^o^)
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
こちらもすべて 源泉掛け流し です。

温泉三昧 第二弾  すっかりのぼせ気味です。 (^_-)


夕方17時半から ”金具屋文化財巡り” に参加しました。

六代目当主が館内の文化財を案内して巡ります。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

まずは 大広間 この広さなのに柱がありません。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

一見、和風の構造に見えますが洋風の建築構造で柱をなくしているそうです。
世界遺産の 富岡製糸場 と同じ構造だそうです。

お芝居が出来るように本格な舞台です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋


天井も独特の構造です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

水車小屋を解体した時の廃材を上手く利用しています。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

他にもいろいろと興味深い話が聞けました。

特に木造四階建ての建物は現在の建築や消防の法律では建てることが出来ません。

現在この建物は ”既存不適格” ということだそうです。
宿泊営業をするには二年に一度消防検査があり、営業継続するのにその度にいろいろと苦労なさっているようです。

こういう文化的な建物を現在の安全基準で縛るのはナンセンスですよね。

夕食です。
先ほど説明をいただいた大広間で頂きます。

少し贅沢にグレードアップしました。 (^o^)
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

信州牛しゃぶしゃぶ プラン 
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

りんごで育った牛のお肉です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

食前酒で かんぱ~い
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

しゃぶしゃぶ
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
サッパリとした美味しいお肉でした。


食後、外にお散歩に出ます。

ライトアップされた 金具屋
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

千と千尋のモチーフになったとか
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
結構その話あちこちで聞きますね (^o^)
 


昼間とはすっかり違った佇まいです。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

温泉街に無料の卓球場がありました。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
勝負!!
まあ、引き分けと言う所でしょうか (^o^)

壁面には古くからの写真が展示してありました。

宿に戻って
温泉三昧 第三弾 です。

部屋に戻って あーでもない こーでもない で夜が更けていきます。

外は雪が降って来ました。

時より夜回りの人が叩く拍子木が響いています。

いやいや、空調があまり良くないぞ。 部屋の上の方だけメチャクチャ暑い。さりとて下はさほどでも。
スイッチ点けると暑くて、消すと寒い。 空調つけて窓開けて寝てました。
サーキュレーターかせめて扇風機があれば何とかなったかも。 でも気が付けばすぐ寝たたみたい。 (^.^)


       
       

朝です。 外はまだ雪が降っています。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
一晩で結構積もりました。
(これが部屋からの眺望です。 (+_+) )

朝ご飯は八時から

それまでの間 温泉三昧 第四弾へ

朝食も昨晩同様 大広間で頂きます。

麦とろ御膳です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋


さあ、これで最後のお風呂です。

昨夜男女入れ替えの関係で入れなかった 浪漫風呂 へ
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

第五弾 です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
これにて温泉三昧終了

チェックアウトです。

駐車場までは歩いて五分程。 宿のバスが利用できますが散歩がてら歩いて行きます。

少し寂れた感じは拭えませんね。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

源泉が噴き出ています。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

雪は止んだようです。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

車に乗って 野猿公苑 まで行ってみます。

野生のサルがお風呂に入っているのテレビや写真で見たことありませんか?
そこです。

上林温泉の無料駐車場へ車を停めます。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
通常はもう一段ですが、四駆スタッドレスは一段高い所まで行かせてくれました。

此処から30分程雪道を歩いて行きます。

最初だけ急な坂道でしたが後は平坦な圧雪された雪道です。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
さほどきつくはありませんでした。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

最期に急な階段を上がって行きます。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

登り切った所に受付があります。

1人800円

その先は猿の保護地帯になっています。

後楽園さんです。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
こちらの露天風呂に野生のサルが入っているのを見て、それをヒントに野猿公苑を整備したそうです。

ハッキリ言って こんな辺鄙な所なのに多くの外人さんがいます。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
特に、欧米系の外人さんがホント目立ちます。
(もちろん中華系も大挙しておりますが)

オーッ 入ってる!!
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

気持ちよさそ。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

親子かな。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

こちらの親子猿 サービス精神 ”神業” です。 
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
ずっとカメラ目線で、まんべんなく皆様に目線を移動しております。

人間の心理(特に経営側の)をわかっている様子です。

こちらは寒そうですね。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
野生のサルが温泉に入るのが確認されているのは、世界中でここだけだそうです。

御昼も近くなってきました。
そろそろ帰路に着くことにします。

帰りの山道続々と途切れることなく公苑に向かって行く人とすれ違います。
我々が向かった時よりも大勢の人達です。

欧米の人達のツアー客も大勢です。
お揃いのバッジをつけています。

今回思ったことは温泉も含めて欧米系の旅行者が多くいたことです。
渋温泉の外湯も、宿の内湯も欧米人と一緒に入ることが多々ありました。
ついつい♡♡を見比べてしまいました。 (^_-)

野猿公苑も欧米人沢山でした。
(もちろん中華系も)


帰り道 お昼に美味しい信州そばでも

と検索するもなかなかヒットせず。 (+_+)

道の駅 北信州やまのうち へ
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

出るころには吹雪になってしまいました。
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋

上信越道もずっと吹雪いていましたが、いくつかトンネルを抜け軽井沢を通過するころにはすっかりと晴れて雲一つ無い晴天になっていました。

三芳PAがすっかり様変わりしていました。

おわり




このブログの人気記事
山伏オートキャンプ場 2021
山伏オートキャンプ場 2021

内山牧場キャンプ場
内山牧場キャンプ場

雲見 夕陽と潮騒の岬 オートキャンプ場 2      持っててよかったJump Starter
雲見 夕陽と潮騒の岬 オートキャンプ場 2  持っててよかったJump Starter

雲見 夕陽と潮騒の岬 オートキャンプ場 1
雲見 夕陽と潮騒の岬 オートキャンプ場 1

お花見キャンプ 成田ゆめ牧場
お花見キャンプ 成田ゆめ牧場

同じカテゴリー(旅行)の記事画像
伊豆 稲取 浜の湯
立山黒部アルペンルート
草津よいとこ一度はおいで
越前から京都へ 3
越前から京都へ 2
越前から京都へ 1 
同じカテゴリー(旅行)の記事
 伊豆 稲取 浜の湯 (2023-02-02 13:47)
 立山黒部アルペンルート (2022-05-26 15:51)
 草津よいとこ一度はおいで (2020-03-03 12:56)
 越前から京都へ 3 (2020-01-31 19:44)
 越前から京都へ 2 (2020-01-30 20:34)
 越前から京都へ 1  (2020-01-29 17:53)



この記事へのコメント
渋温泉は大好きな温泉場です。あの、少し侘しい感じが好きなんですよねぇ。個人的には観光地化して欲しくない!!んですけど…

私は何番かな?目薬の湯が好きな外湯です。
外湯は加水してあっても、結構、熱めではないですか?
いくつかのお湯は子どもたちが入りたがらなかったのを覚えています(笑)

金具屋さん、憧れのお宿です。宿泊客しか中に入ることができないので、外から指をくわえて見ていたことを思い出しました(笑)

野猿公苑も訪れるなら冬に限りますね。暖かくなると温泉に浸かる猿も少ないし、何よりオイニーが…

我が家は冬用タイヤがないので、こんな素敵な雪景色を堪能できなくて…羨ましいです!!

もさもさママもさもさママ
2019年01月31日 07:20
もさもさママ 様
おはようございます。

渋温泉行かれたことがあるのですね。

外湯は四ヶ所入ってやめてしまいました。 (^_-)
お湯の温度はとても熱かったですよ

金具屋さんとても良い所でした。
しかし、さすがに古い分、空調や館内の動線はあまりよくありませんでした。
しかし、そんなことをカバーする歴史の重みみたいなものを感じました。

野猿公苑。 たしかに夏場はつらいかもですね。
今回も、危うく××を踏みそうになってしまいましたよ。
(隣の人が踏んでしまいました。(^.^))

shoroushorou
2019年01月31日 09:09
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
信州渋温泉  歴史の宿 金具屋
    コメント(2)